ばね定数は、ばねに負荷を加えたとき、荷重の増加分をその時の変化量でで除したものであるから、線形特性を持つばねでは、荷重−たわみ線図の傾きに、非線形特性のばねでは、あるたわみの点ににおける接線の傾きになる。
@ 圧縮・引張りコイルばねにおいては、素線にねじりがかかってたわみを生じるのが主であるから、ばね定数kは、
と表される。
P:荷重、δ:たわみ、G:横弾性係数、d:線径、N:有効巻数、D:平均コイル径
従って、D=10mm、N=5mm、d=1mm、G=78500N/mm2の場合、ばね定数kは
となる。
A 次に素線に曲げ応力を生じるコイルばねの場合は、腕の長さが短いものと、腕の長さが長く、この部分のたわみが無視できないものがある。この場合、腕の長さをa1,a2とすれば、
(a1+a2) ≧ 1.96 (N/mm) = 0.2 (kgf/mm)
が成り立てば、一応考慮すべきである。従ってねじりコイルばねのばね定数は
腕の長さを無視して良い場合:
腕の長さを考慮する場合:
と表される。
M:モーメント φ:ねじれ角 d:線径 D:コイル中心径 N:総巻数 E:縦弾性係数 |  |
B 板ばねで片持はりの場合のばね定数は次式になる。
P:荷重、δ:たわみ、E:縦弾性係数、l:スパンの長さ、b:板巾、t:板厚
一つのばねで希望の性能が得られない時、いくつかのばねを組合わせて所要の性能を得る方法を用いることが良くある。ばねの組合せ方法には直列法と並列法があり、全体のばね定数をkT、各ばね定数をk1、k2、k3・・・・とすると
直列法の時:
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並列法の時:
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